株式投資を始める前に覚えること
最近、株式投資コーナーに年配の方や、主婦の方、サラリーマンの方が「初心者のための〜」的な本や、「〜が何万稼いだ」、「儲かる〜」「NISAで〜」的な本を手にしているのを見かけます。
しかし、そのような投資本にはあまり書いていない大切な事があるんです。
株式投資を始めるのは簡単にできます。
口座を作る。規約を読み、ルールを覚える。
取引開始までの流れは3まででも大丈夫です。
- 証券口座の開設
- 証券口座の入金、出金方法の確認
- 証券会社への入金
- NISA口座の開設 (任意)
- NISA口座のルールを知る
大金を振り込みますので、入金にはかなり気を使います。
しかし、確認が疎かになりがちなのが出金方法と、NISA口座のルールです。
出金方法を最初に確認するのはお金を必要な時に引き落とすためです。
株式投資は、売買成立した約定日から基本4営業日目が受渡日になります。
この営業日というのは、市場の開いている平日の事で、基本的に土日祝日のカレンダー通りになります。
つまり、株を売った直後に現金にならないということです。
さらに、証券会社ごとに出金手続きをしてから出金されるまでの時間が違いますので要確認です。
ですので、必ずお金は余裕資金で行うこと
NISA口座の運用について
NISA口座で取引を行うと非課税になります。
利益のおよそ20%が税金で引かれることを考えると使わない手はないように思えます。
が、損切りをしなければならない場合には税金の損益計算がされないため税金分の損をします。
自信のよほどある銘柄、長期で塩漬けにしても問題がない業績の良い銘柄以外はオススメしません。
確定申告では、繰越損失額の控除が行えます。
年間で損失がでたら確定申告をしておきましょう。
また、複数の証券会社にて口座をお持ちの方は確定申告が義務付けられています。
必ず行きましょう。
株式投資は自己責任です。
ネットの情報もそうですが、本屋にもオススメ株はコレだ!!的な本が多くあります。そのほぼ全てが一度は上がりきってからの情報です。
さらに上がるかもしれませんが、銘柄選びの参考程度にするのがよろしいかと思います。
私が覚えてためになったのは、移動平均線と出来高と信用残です。
雲の計算式など詳しくはわかりませんし、証券会社の人もよくわかってないみたいですが、なんとなくで、この3つを意識すると見えてくると思います。
月曜日からまた頑張りましょう!