「ゼロ」 第一話 感想
ゼロ 一攫千金ゲーム
TVer配信始まりましたので見ました。
原作タイトルは少し違うため注意
「 賭博覇王伝 零 」 である。
ざっくりと概要を。
義賊だったゼロが、生死を賭けたゲームに挑むお話
内容は、カイジでいう鉄骨渡りあたりの話に近い感じです。
その中で、「末崎セイギ」という個人トレーダーが出てきます。
ヤクザの兄にお金の稼ぎ方にケチをつけられます。
「汗水たらして稼いだ金じゃねーだろ」と、その切り返しがこちら。
「マネーゲームは頭脳労働なんだよ」
株やFXをやっている人は、やっていない人からは努力せずにお金を稼いでいると思われがちです。
けれど、どんな人でも世の中の情報に常にアンテナを張り巡らせています。息抜きはするでしょうが、家で無心になってひたすらゲームやアニメ、ドラマを見ているだけ人はいないと思います。
日本が平和な夜でも、世界の何処かでは大事件が起きている。
為替は即座に反応するため、FXトレーダーの方は特に敏感です。
株もFXも、為替や原油、各国の雇用情勢などに気を配り、国際行事のスケジュールも意識してインアウトを決める必要があります。
ですから思うのです。
投資信託や銀行の利回りに頼らずに、自分で運用してみろと。
株やFXはただの丁半博打じゃないんだよ。 と。
頭脳労働なんです。
元の資金さえあれば誰でも稼げる?
そんな甘い世界なんかじゃないです!
特に、専業やデイトレーダーと言われる方はサラリーマンよりシビアな世界に生きています。
このセリフは共感を覚えます。
次に紹介するのは人を騙すシーンで使われたセリフです。
「勝ってる人間が勝ち続けるのはな。勝ってる人間しか流れてこない情報があるからなんだよ」
このセリフで囮を確保します。
言い得て妙。
勝ってる人間にしか流れてこない情報があるとは、勝ってる人間が情報収集を行って自力で得た情報だ。
それを流すということは、カモを作るということ
SMSでのイナゴ投資が流行っているが、それに飛びつくということは
情報を流した人間より高値で買って、情報を流した人間より安値で売り抜けない限り損を出す。
短期でワザと踊らされるなら、世の中のカラクリに気づいて、先のセリフを現実のモノにする必要がある。
欲張ってはいけない。
もし、あのシーンで自分がイナゴだという認識を持てていたなら。最後まで真似をすることができただろう。
サイコロの一の目も、二の目も、そして三の目の騙した側も全員が同じ行動をとっていたのだから
個人的にはトネガワより面白かったです。
あれは、ナレーションで損をしてる感がありますが、、、
とりあえず継続視聴したいと思いますが、飲酒事件がありキャストで揉めているうえに内容が内容なので、打ち切りにならないのを祈ります。